第五十号となる今号では、先月の神楽女会ツアーで参拝した、大前神社をご紹介しましょう。
今号はのりかがご案内を担当いたします。
月替わりの日(今月は芒種)にアップしています。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
◎大前神社(おおさきじんじゃ)
◎場所
栃木県真岡市 937
◎交通機関
JR宇都宮駅から東野バス「宇都宮東武~真岡営業所」方面行き
バス乗車1時間弱、「大前神社前」下車すぐ
◎大前神社とは
境内摂社、大前恵比寿神社には日本一えびす様が鎮座し、宝くじ当選など金運ご利益で人気。
平将門の勝利祈願などでも有名な、1500年以上の歴史をもつ延喜式内社です。
◎御祭神
大国主神(大国さま)
事代主神(恵比寿さま)
公式サイト:https://www.oosakijinja.com/
◎訪問日記
5月に開催した神楽女会ツアーでは、ちょっと遠出挑戦の第2弾ということで、栃木にある大前神社さんへ。
行き方はいくつかあるのですが、神職さんに勧めていただいた、宇都宮からバスを使うことにし、JR宇都宮駅に集合。
このバス、1時間に1本なので集合は緊張感高まりましたが(笑)、ちゃんと揃ってバスに乗り込み、いざ大前神社へ。
1時間弱バスに揺られ、大前神社前に到着しました。帰りのバスも1時間に1本ですが、広い境内をゆっくり散策して、1時間でちょうどいいくらいなのでご安心を。
鳥居をくぐると、鬱蒼と緑生茂る参道がとても風情あって、神社の長い歴史を感じます。
少し歩くとすぐ目に飛び込んでくるのが、大前恵比寿神社の日本一えびす様。
とにかく巨大(20m)でカラフルなえびす様は、地元有志の方々が御奉納されたものだとか。
HPもあったり・・・
http://www.ebisujinja.com/
大前恵比須神社は回遊式日本庭園にお水とりのできるご神水があり、参拝料500円が必要ですが、庭園に入場しなくてもお参りはできます。
珍しいのは、普通は鯛を持っているはずのえびす様、ここでは鯉を持っていらっしゃること。
大前神社では鯉が神の使いとされていて、昔は願い事をするときに生きた鯉を持参し、その鯉を放流したのだとか。今でも5月5日の子供の日には、鯉の放流式が行われています。
えびす様の前にある鯉の池には、鯉の銅像もあり、金運を求める方々の絵馬がびっしり。
「おもかるコイ石」という鯉の形をした珍しい重軽石も。
願い事を唱えながら持ち上げてみて、思ったより軽ければ、願いごとが叶いやすいと言われています。
もちろん全員試してみましたが、皆、軽々と持ち上げてました。笑
大前神社の拝殿は、それはもう素晴らしい龍の彫刻に見惚れます。
拝殿の裏手もくるっと回ることができるので、本殿の彫刻も楽しむことができますが、圧巻です。
日光東照宮のような朱に華やかな彫刻といえば、雰囲気が伝わるでしょうか。
龍や海獣、玄武などに加え、もちろん鯉の彫刻もあります。
大前神社も大前恵比須神社も、どちらも御守がびっくりするほど充実していて、可愛らしいものや変わった御守たくさん。
金運・開運・幸運守という大前恵比須神社の金色の御守りが、人気高いようですが・・・
皆で御守をあれこれ吟味しつつ、境内をぶらぶらして1時間、ちょうど帰りのバスにいい頃合いでした。
◎周辺情報
境内にひとつ、小さなお土産物屋さん兼茶店があり、お手洗いも借りられますが(駐車場にもお手洗い有)、神社付近にはカフェなどのお店はありません。
私たちはバスで宇都宮まで戻って宇都宮餃子を楽しみましたが、時間に余裕がある方は、真岡鉄道で益子まで足を伸ばすのも面白いかも。
神社公式HPからもリンクされてますが、焼き物のまち益子では、陶芸体験などもできるみたいです。
text by のりか