第四十七号となる今号では、調神社(つきじんじゃ)をご紹介します。
今号はみどりがご案内を担当いたします。
月替わりの日(今月は啓蟄)にアップしています。
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◎調神社(つきじんじゃ)
◎場所
埼玉県さいたま市浦和区岸町3丁目17-25
◎交通機関
JR浦和駅 徒歩7分
◎神倉神社とは
「調宮縁起」によると、今からおよそ2,000年前の第10代崇神天皇の勅命により創建。
調(つき)の名が、月と同じ読みであるところから、月の動物と云われた兎が神の使いとされ、中世の月待信仰(月のもつ神秘に畏敬をなし、月の出を待って祈る信仰)の広がりと結びつき、江戸時代には月読社とも呼ばれていたようです。
◎御祭神
天照大御神 (あまてらすおおみかみ)
豊宇気姫命 (とようけびめのみこと)
素盞嗚尊 (すさのおのみこと)
観光協会サイト:https://www.stib.jp/info/data/tsuki.html
◎訪問日記
2011年の卯年のときに、兎に関する神社の記事を書いたことがあります。
そのときにも、もちろん調神社さんも紹介させていただきました。
しかーーし、行ったことがなかったのです。
ということで、浦和に行って参りました。
駅から徒歩数分。公園と神社さんが隣接しています。
こちらの神社さんの特徴の一つは、「鳥居がない」ということです。
理由は、由緒書きに書かれているのですが、初穂米調集納蒼運搬所となり、搬入の際の妨げになるから、というもので、ちょっとビックリな感じもします。倭姫命のご指示だそう。
そして、境内には兎がたくさんいます。
狛犬ならぬ、狛兎から始まり、手水社も兎。池にも兎。兎づくしです。
駅からも近く、通り沿いにあるので、気軽に立ち寄れる。
ジョギングコースに入っても良いような場所です。
そして、兎に癒されたりも。
気になっていたのに、行けなかった神社さんなので、とても満足な一日になりました。
◎周辺情報
近くにお茶ができるところはないかと思っていて出会ったのが、「楽風(らふ)」。
古民家を改装して作られているカフェで、靴を脱いであがります。
ですので、まったりできてしまいますね。
カフェとだけでなく、ギャラリーとしても使われていて、作家さんの作品が展示されています。
そして、ステンドグラスの商品もあります。
神社をきっかけにして出会う場所は、何か新しい縁になりそうで、毎回、とても楽しみです。
「楽風」サイト
http://rafu-urawa.com/
text by みどり