第四十九号となる今号では、橿原神宮をご紹介します。
今号はみどりがご案内を担当いたします。
月替わりの日(今月は立夏)にアップしています。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
◎橿原神宮(かしはらじんぐう)
◎場所
奈良県橿原市久米町934
◎交通機関
近鉄「橿原神宮前」駅から徒歩10分程度
◎橿原神宮とは
御祭神・神武天皇が畝傍山の東南・橿原の地に宮を建てられ即位の礼を行われた宮址に、明治23年に創建された。
◎御祭神
神武天皇
公式サイト:
http://www.kashiharajingu.or.jp/
◎訪問日記
「そうだ 奈良、行こう」と思い立って、これまで行きたいと思いながら、行くことができなかった神社さんへ行って参りました。
いくつかの神社さんへ行くことができたので、こちらでも紹介していく予定です。
今回は橿原神宮です。
神宮と呼ばれる場所には、意味があります。
橿原神宮は、天皇(神武天皇)が御祭神ということで、神宮と呼ばれています。
橿原神宮の場所は、近鉄「橿原神宮前」から徒歩10分程度。
とても行きやすい場所です。
駅から神宮に向かう道は一本道。
神宮に近づくと、なぜか明治神宮の雰囲気を感じました。
神宮繋がりなのか、空間のせいなのか、分からないのですが、受け入れられる感覚。
雨上がりの早朝。それも理由かもしれません。
前日の雨で洗われた、神聖な場所。
畝傍山(うねびやま)に守られている場所。
鳥居をくぐってから、しばし歩きます。
早朝だったこともあり、神職の方が多数いらっしゃいました。
そして、拝殿に向かうと、視界が開けます。
写真には収まりきらない、これは、記憶に留めないと、と思いました。
とにかく広い。この場所で、空を見上げていたい、そんな思いになりました。
参拝をして、おみくじを。
実は、ここで新たな発見があったのです。
というか、怖れを手放すことができた、のかもしれません。
おみくじをひく際に、なんとなく思ったのですが、「凶」という言葉をいただきました。
ただ、このおみくじ、とても素晴らしいことが書いてあったのです。
これまで、「凶」という表面的な言葉に右往左往していた自分が、消えていることに気づきました。
もちろん以前、本当に嫌な予感がして「凶」をひいてすぐに場所を移動したこともありました。
でも、今回は違ったのです。
こういう感覚は、以前にはなかったもの。
私は何かが見えるとか、スピリチャルなタイプではないですが、神社という神聖な場では、パワーをいただくようです。
揺るがない自分、ちょっと大げさですが、そんなことを感じました。
この場所に来ることができて感謝。
朝の空気に、身も心も洗われた気持ちになりました。
神社さんと人には相性があると思います。きっと私は、この神社さんと相性が良いと、勝手に感じています。
さて、参拝の際は、玉砂利が多いのでヒールのない靴がお勧めです。
◎周辺情報
この前日に、吉野神宮に行きました。
その話は、改めて書くかもしれませんが、同じ神宮ということで、空間の広がりに共通するものを感じました。
吉野と橿原神宮前は、近鉄特急で40分ほど。
奈良に行ったら、合わせて立ち寄りたいですね。
吉野にも、いくつか神社さんがありますし、なんといっても、世界遺産。
富士山で盛り上がる日本ですが、吉野も素晴らしい場所です。
今回は桜が早くて、見ることができませんでしたが、いつか、ピンクに染まった山を見てみたいです。
text by みどり