第十四号となる今号は、三峰神社をご紹介します。
今号はのりかがご案内を担当いたします。
月替わりの日(今月は芒種)にアップしています。
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◎三峯神社
◎場所
埼玉県秩父市三峯
◎交通機関
西武秩父駅から三峯神社行きバスで1時間15分。
◎三峯神社とは?
日本武尊が東征のおりに造営したとされる神社で、役の小角(えんのおづぬ)が修行した関東修験の中心地とも伝えられています。
◎御祭神
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)
公式サイト:http://www.mitsuminejinja.or.jp/
◎訪問日記
神楽女会HPではみどりさんの訪問日記が紹介されていますが、メルマガでは私の訪問バージョンをご紹介します!
「お犬さま」、御眷属信仰と三ツ鳥居で有名な三峯神社。
私は今年の初詣に参拝してきました。
埼玉といっても、東京から意外に時間がかかり、秩父駅からバスで1時間以上。
バスを降りると本当に山々に囲まれた秘境に来た!
という感じがします。
三ツ鳥居のそばには、スマートな狼の狛犬(狛狼?)が。
三峯神社はなんとなく全体的に、背筋がすっと伸びるような、凛とした雰囲気のある神社です。
鳥居をくぐり、
本殿までは山の中をぐるっと登っていくような参道を歩きます。
とても雰囲気のある、気持ちいい参道で、歩いている間はしばし、寒さを忘れました。
いよいよ到着して驚いたのは、手水舎。
こんなに色鮮やかで美しい手水舎はあまり見たことがありません・・・。
そこまで鮮やかな色使いではありませんが、改築された社殿はとても綺麗でした。
境内では参拝者のために、大きな焚き火とお神酒という、ありがたいサービスが。
元旦にふるまってくださるお神酒は、三峯神社オリジナルブレンドだそうです。
とってもフルーティーで美味しくて、一緒に行った友人は参拝者が少ないのをいいことに、神職さんのお言葉に甘えて「お代わり」してました……笑
今年はどっかり雪も降り、とっても寒かったからか、元旦にしては参拝者が少なめ、と神職の方がおっしゃってました。
境内には、日本武尊の銅像もあります。
銅像のある場所は境内でも小高い場所にあり、とても眺めがいいので、ベンチでゆっくり景色を眺める人や、本格的な写真を撮っている人たちがいました。
一休みすると、奥宮への遙拝殿へ。
遙拝殿までの道も、積もった雪を神職さんが雪かきしてくださっていたおかげで、ブーツでも楽に歩けました。
遙拝殿からは奥宮のある山頂が見えます。
次はもっと気候のいいシーズンに奥宮までチャレンジしたいところ。
皆さんも是非、足を伸ばしてみてはいかがですか。
うんとリフレッシュできる素敵な神社です。
◎周辺情報
三峰神社はなんと、境内の中に宿泊施設「興雲閣」というところがあり、宿泊やレストランでのお食事、なんと天然温泉まで楽しめます。
この三峯の温泉は、日帰り入浴も可能だとか。
残念ながら私は時間的に温泉まで楽しめませんでしたが、レストランのおうどんで体をあたためてから東京に戻りました。
奥宮まで登るときには、「興雲閣」に宿泊すれば全部楽しめていいですね。
また三峯神社にはお犬様(オオカミ)の姿をした「身代わり守り」もあります。
肌身離さずつけていると、自分の身に何か起こるとき、
お犬様が身代わりになってくださるのだとか。
身代わりになって役目を果たしたときは、
いつのまにか、自分のそばからお守りがなくなっていると言われています。
text by のりか