第五十三号となる今号では、東京のオフィス街にある、虎ノ門 金刀比羅宮 をご紹介いたします。
神社と意識せず、入ってしまうような、ナチュラルさが、神社初心者の方にもオススメ。
今号はみどりがご案内を担当いたします。
月替わりの日(今月は白露)にアップしています。
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◎虎ノ門 金刀比羅宮
◎場所
東京都港区虎ノ門1-2-7
◎交通機関
東京メトロ銀座線『虎ノ門駅』2番出口より徒歩1分
◎虎ノ門 金刀比羅宮とは
万治三年(1660年)に讃岐国丸亀藩主であった京極高和が、その藩領内である
象頭山に鎮座する、金刀比羅宮(本宮)の御分霊を当時藩邸があった芝・三田の
地に勧請し、延宝七年(1679年)、京極高豊の代に現在の虎ノ門(江戸城の裏鬼門に
あたる)に遷座致しました。爾来江戸市民の熱烈なる要請に応え、毎月十日
に限り邸内を開き、参拝を許可しました。(公式サイトより)
◎御祭神
大物主神
崇徳天皇
公式サイト:
http://www.kotohira.or.jp/
◎訪問日記
東京・虎ノ門にある神社さん。
ですので、訪問というよりも、仕事で近くに行くと
寄りたくなる場所です。
オフィス街にある神社さんとしては、とても親しみやすい立地です。
桜田通り沿いに鳥居を構え、神社と意識せずについ入ってしまうこともありそうです。虎ノ門駅からも徒歩1分という近さも魅力です。
ビジネスマンが一息ついている様子も見られます。
社務所は、高層オフィスビルの虎ノ門琴平タワーの1F部分にあり、都会だな~、と感じます。
ただ、やはり鳥居をくぐると、空気感は変わります。
がっちりとは囲われていないのですが、静かになり、心が休まります。
春には、桜が艶やかに咲きます。
そして、お伝えしたいのが、神社内に縁結びのお社があること。
その名も、「結神社(むすびじんじゃ)」さん。
良縁はもちろん、仕事の縁も結んでくれそうですね。
都内には、縁結びで有名な神社さんがいくつかありますが、こんな身近にも、ちゃんと神社さんがあるんです。
江戸時代には、女性がこの神社の前で黒髪の一部を切り取り、良縁を成就させたという話もあるようです。
縁結びのお守りもあります
10月10日は、おかめ・ひょっとこの民踊行列がある大祭です。
有名な神社さんに足を延ばすのも素敵なことですが、私は、身近な神社さんに、足繁く通うことが好きです。
虎ノ門は、仕事でよく行く場所。
神社さんに寄る時間がなくても、鳥居の前で手を合わせています。
◎周辺情報
オフィス街なので、カフェがとても多いです。
チェーン店のカフェは、すべてあるかと。
そんななか、昭和の香り漂う懐かしい洋食屋さんに出会いました。
50年の歴史を持つ「レストラン・ケルン」です。
テレビでも紹介されたことがあるよう。
http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13002889/
text by みどり