第五十九号となる今号では、吉野神宮 をご紹介いたします。
今号はみどりが神社のご案内を担当いたします。
月替わりの日(今月は啓蟄)にアップしています。
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◎吉野神宮
◎場所
奈良県吉野郡吉野町吉野山3226
◎交通機関
吉野神宮駅下車徒歩約20分
◎吉野神宮とは
明治22年(1889)、明治天皇により創建。社殿は昭和7年(1932)の改築で、本殿、拝殿などは全て檜造り。近代神社建築の代表 作として高く評価されています。
吉水神社から移された天皇像は、後村上天皇が彫ったものと伝えられています。
境内には建武中興の巧臣7人が祀られている摂社3社があります。(吉野山観光協会サイトより)
◎御祭神
後醍醐天皇
観光協会サイト:http://www.yoshinoyama-sakura.jp/temple/t_yoshinojingu.php
奈良ネットサイト:https://www.naranet.co.jp/yoshinojingu/
◎訪問日記
吉野へ桜を見に行く計画をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、私は昨年、吉野に行きました。ところが、昨年は桜が早く、私が行ったときには、すでに桜は散ってしまっていました。仕事なので、日程を変えられなかったのです。
さて、吉野といえば、桜、そして世界遺産でもある「金峯山寺蔵王堂」が有名ですね。
もちろん、行きました。
でも、神社好きとしは、神社も。ということで吉野神宮へ行って参りました。
吉野神宮は、吉野駅のひとつ手前の吉野神宮駅から徒歩20分です。確か登り坂なので、その点だけ覚悟を。私は、時間があまりなかったこともあり、タクシーを使ったのですが、この時期の吉野でタクシーを捕まえるのは、至難の業です。
予約をしないとほぼ無理なのです。私は、駅で偶然乗ることができて本当にラッキーでした。
吉野神宮到着。とても広い敷地です。
ただ、ビックリしたのは、人がいないということ。桜の時期がずれたといっても、吉野には多くの観光客がいました。
でも、吉野神宮は、貸し切り状態だったのです。
玉砂利の上を歩いて、参拝をしました。
ただただ、広い空間に身を置く、という時間を楽しみました。
喧騒から逃れたような気持ちでした。
参拝を終えて、吉野神宮から蔵王堂に移動する予定だったのですが、それがまた大変だったのです。歩いて行けると思っていたのですが、歩行者用の道はなく、車が行き交う道を歩かねばならず。
そこで、タクシーと思ったのですが、先ほど書いたように予約でいっぱい。
ところが、神は私を見放さなかった。たまたま一台、吉野神宮方面にいる
タクシーが来てくれたのです。これは、本当に嬉しかったです。
静かな境内を短い時間でも歩くことができたのは、幸せでした。
◎周辺情報
やはり、吉野の桜でしょう。この時期は宿を取るのも大変です。
でも、再度チャレンジしたいです。ピンクの染まった山を見たいから。
神社でいえば、世界遺産の吉水神社。こちらは、中千本にあるので訪問しやすいです。
http://www.yoshimizu-shrine.com/
そして、蔵王堂から、坂を下りたところにある「脳天大神」。
首から上の病気に良いと言われており、病気全癒、商売繁盛祈願の参拝参詣者が多く訪れる場所。想像よりも、坂は長かったですが、しっかり参拝してきました。
中千本あたりは、お店をのぞきながら歩くのも楽しい場所です。
今年の桜はいつ頃、満開になるのでしょうか?
訪問される方には、楽しんでいただきたいです。
text by みどり