第十八号となる今号は、
彌彦神社
をご紹介します。
今号はのりかがご案内を担当いたします。
月替わりの日(今月は寒露)にアップしています。
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◎彌彦神社
◎場所
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2898
◎交通機関
弥彦駅から徒歩10分
彌彦神社奥宮へはロープウェイ山頂駅から徒歩15分
(彌彦神社からロープウェイ乗り場まで無料送迎バスあり)
◎彌彦神社とは?
「おやひこさま」と地元の方々に古くから親しまれる、
越後の一宮です。
正式名称は「いやひこ=伊夜比古」ですが、
一般的に「やひこ」と呼ばれています。
◎御祭神
天香山命(あめのかごやまのみこと)
天照大神の曾孫にあたる神さま。
公式サイト:
http://www.yahiko-jinjya.or.jp/
◎訪問日記
実はつい先日、みどりさんと2人で行ってきたばかりの弥彦神社レポートです。
燕三条駅で新幹線からJR弥彦線に乗り換えるのですが、なんとこの弥彦線、2時間に1本もない時間帯があるので要注意。
それさえ気をつけておけば、後はほとんど徒歩で巡れる、車に乗らない女子も行きやすい神社です。
荒れ模様との天気予報にどきどきしながら出かけましたが、なんと弥彦に到着すると快晴!
見事に神社めぐり日和となりました。
可愛らしい社寺造りの弥彦駅舎(弥彦神社を模しているとか)を出ると、ぽつぽつとお土産物屋さんやお食事処が並ぶ参道を抜け、10分ほどで一の鳥居に到着します。
鳥居をくぐると豊かな緑が続き、正面に鎮座する荘厳な社殿の背後には、青い空に映える弥彦山の美しい山並みが見えました。
社殿はいかにも男性の神さまをお祀りしているような、渋く重厚な雰囲気。とても格好いいです。
ちなみにこの彌彦神社の参拝作法は、「二拝四拍手一拝」。出雲大社と同じですね。
境内近くには弥彦山に登るロープウェイがあり、ロープウェイ乗り場まで無料送迎バスを利用することもできます。
弥彦山山頂には弥彦神社の奥宮、御神廟(ごしんびょう)もあり、この奥宮は弥彦神社のご祭神である「天香山命」と、その妃神である「熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)」がお祀りされています。
ご夫婦で祀られているため縁結びにご利益があると言われ、また弥彦山山頂からの景色も絶景で、弥彦神社参拝とあわせて訪れる方が多い人気のパワースポットです。
山頂駅でロープウェイを降りると、鬱蒼とした緑の美しい山道を抜け、15分ほどで奥宮に到着します。
お天気に恵まれたため、佐渡島もくっきり、真っ青な空に大きな雲と海が映えて素晴らしい眺め。
お天気によっては前が見えないほど霧が出ることもあるようで、私たちはとてもラッキーでした。
弥彦山山頂へは、ロープウェイを使わず登山コースを登ることもでき、1時間半~2時間くらいの行程だそうです。
桜や紅葉の名所でもあるので、次はいい季節に登山コースをチャレンジしてみたいかも。
しばらく澄んだ空気と景色を堪能したら、またロープウェイで弥彦神社に戻り、境内の御手洗川にかかる「玉の橋」を撮影。
「玉の橋」は神さまが渡る神聖な橋といわれ、人が渡ることはできない橋ですが、鮮やかな朱色に惹きこまれそうになる印象的な橋でした。
美しい自然と周辺の歴史的建造物、参道のお土産物屋さんや名物の食べ歩きも楽しめる弥彦神社は、東京からの1dayトリップにぴったりな、心身ともに癒されるパワースポットです。
まだ訪れたことがない方は是非。
◎周辺情報
彌彦神社の正面にある「社彩庵」は、
http://www.shasaian-hirasio.com/shasaian
社家(※神社にお仕えする家)で築150年の古民家を再生した和カフェです。
弥彦神社の雰囲気にすっと馴染むような、古い味わいの雰囲気あるカフェで、
中も珍しい梁などがそのまま使われているお洒落な内装。
私とみどりさんは「抹茶プリンパフェ」をいただきましたが、甘さ控えめの抹茶プリンと濃厚なアイスクリームが絶妙!
しっかりボリューミーだったのに、するっと食べてしまいました。
奥宮まで参拝するとそれなりに歩くので、疲れた体に甘さ控えめの和スイーツが沁みます。
古民家の長い歴史がそうさせるのか、座っているだけで時間がゆったり流れるような心地いい空間で、弥彦めぐりの休憩時間を楽しむのもおススメ。
text by のりか