第五十五号となる今号では、丹生川上神社下社 をご紹介いたします。
今号はみどりがご案内を担当いたします。
月替わりの日(今月は立冬)にアップしています。
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◎丹生川上神社下社(にうかわかみじんじゃしもしゃ)
◎場所
奈良県吉野郡下市町長谷1-1
◎交通機関
下市口駅(近鉄吉野線)から、奈良交通バスで「長谷バス停下車」
◎丹生川上神社 下社とは(神社の由緒書より)
天武天皇白鳳四年(676)「人声の聞えざる深山に宮柱を立祭祀せば天下のために
甘雨を降らし、霖雨を止めむ」との御神託に因り創建された古社である。
◎御祭神
闇お神(クラオカミノカミ)
いざなぎ、いざなみ 二尊の御子神
公式サイト:
https://www.niukawakami-jinja.jp/
◎訪問日記
今年の年頭に立てた「今年やりたいこと」のなかに、「天河さんに行く」ということがありました。そこで、4月に計画を立て実行。そのことを、奈良に住む友人に話したところ、橿原神宮駅から天河さんまで、車で送ってくれるとの嬉しい申し出。
この友人のおかげで行くことができたのが、丹生川上神社下社です。
私の旅は、基本、公共交通機関を使っての旅が多いのですが、ちょっとイレギュラー。でも、こういうご縁は、本当に嬉しいものです。
さて、丹生川上神社さん、読み方は「にうかわかみじんじゃ」で、お伺いしたのは下社。ということは、中社と上社もあります。いずれも、神社への公共交通機関は、バスを使うことになります。
「丹生川上神社下社」は、目の前に丹生川が流れ、清流の神社というイメージ。
それもそのはず、日本最古の水の神様と言われているのです。神社さんでいただいたリーフレットには「いのちの水の神様」と記されています。
私が訪れた時期には、桜も咲いており、美しい景色でした。
落ち着いた佇まいの神社さんです。身体が洗われるという感じですね。
神社奥には、「名水 いのちの水」と書かれた丹生の御食(みけ)の井があり、ご神水をいただくことができます。
天香山の土で作ったという勾玉守りは、吉野和紙に包まれている、とても優しいものです。そして、一年の時が過ぎたら、家の敷地か植木鉢等で土に戻し、家庭に天香山の大いなる力をお受けください、とのことです。
友人との縁で訪れることができた神社さん。奈良の旅の素晴らしいスタートになりました。
text by みどり