神社レポート

神社レポート30:椿大神社(三重県)

投稿日:2011-10-09 更新日:

第三十号となる今号は、椿大神社をご紹介します。
今号はのりかがご案内を担当いたします。

このメルマガは毎月、月替わりの日(今月は寒露)に発行しています。

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◎椿大神社(つばきおおかみやしろ)

◎場所
三重県鈴鹿市山本町1871番地

◎交通機関
近鉄四日市駅から三重交通バス「椿大神社行き」55分
終点「椿大神社」は正面鳥居前です。

◎椿大神社とは?
伊勢国一ノ宮で、鈴鹿山系のふもとに鎮座する神社。
天孫降臨の折、地上の道案内役となった猿田彦大神を主祭神とし、「道開き」=開運みちびき、のご利益で有名です。

「経営の神様」といわれる故松下幸之助氏も崇敬が深く、氏が寄贈した茶室「鈴松庵」でお茶をいただくこともできます。

◎御祭神
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)

※別宮椿岸神社御祭神
天之鈿女命(あめのうずめのみこと)

公式サイト:http://www.tsubaki.or.jp/

◎訪問日記

友人が毎年年始に参拝していて、ずっと参拝したかった神社の1社です。

念願かなって、先月秋分の日に参拝できました。

電車利用でも行き方は簡単なのですが、行きも帰りも、バス所要時間が1時間弱なうえに、2時間に1本しかありません。

それでも地元の方をはじめ、多くの参拝者が訪れる椿大神社。
参拝したのが連休初日だったせいか、駐車場も車でいっぱいでした。

猿田彦大神と夫婦になった天之鈿女命も祀られ、縁結び・夫婦和合の強力なパワースポットとしても有名で、結婚式にも人気なんだとか。

私が参拝した日も結婚式があり、若い女性グループの参拝もたくさん見かけました。

のどかな田園風景や山道を通り過ぎ、鳥居前終点にバスが到着すると、参道を囲む鬱蒼とした鎮守の森。

伊勢にある猿田彦神社とはまた違った趣で、とても大らかでゆったりした空気を感じます。

非常に古い歴史をもつ神社ながら、格式が高いというよりは、ゆっくり自分と向き合えそうな空間。

拝殿奥には金龍明神の滝があり、テレビなどでもとりあげられているのでご存知の方も多いでしょうか。

毎月11日にみそぎの滝行が行われ、一般参加もできるようですが、その機会以外は立ち入りができません。

その滝の手前にあるのが、同じ清水が流れる「かなえ滝」。
名前のとおり、良縁・開運などの様々な願いを叶えてくれるご神水だそうで、私もしっかりお水をいただきました。

「かなえ滝」のそばには、別宮・椿岸神社が。ここに天之鈿女命が祀られています。
全国で祀られる天之鈿女命の総本宮です。

天之鈿女命は言うまでもなく、天照大神が天の岩戸に閉じこもった際、舞踊を披露して誘い出した功績が、神話として語られている神様。

そこから芸道の祖神として信仰され、縁結びや夫婦和合の神としても崇敬されています。

芸道の神を祀る総本宮として、芸能人の参拝も多いらしく、寄贈の名前には知った名前もずらり。

また境内には扇塚があり、芸事に従事される方々の古くなった扇が納められています。

最後に、正面鳥居へ戻る途中にある御船磐座(みふねいわくら)へ。
天孫、瓊々杵尊(ににぎのみこと)一行が乗る御船が、ここから九州の神の里、高千穂へ向ったとされる場所です。

参拝者の立ち寄りも少ないせいか、本殿、別宮あたりの雰囲気とはがらっと異なる、神秘的な空間。
とても気持ちのいい場所です。

(電車の場合)帰りはまた、2時間に1本のバスを待ち、1時間近くかけて四日市へ戻ることになりますが、境内前には懐かしい感じ(!)の喫茶店もありますし、深い緑の中で深呼吸しながら境内でゆっくり過ごすのもよし。

時間が経つのを忘れる素敵な神社です。

◎周辺情報

冒頭で記述したとおり、椿大神社は故松下幸之助氏も崇敬が深く、氏が庭園とともに寄贈した茶室「鈴松庵」があります。

鈴鹿の「鈴」と松下幸之助の「松」から鈴松庵と命名されたそうです。

ここでは、とても美味しいお茶をたてていただく(800円)ことができます。

季節の美しいお茶菓子とともに、庭園を眺めながら静かに参拝の余韻に浸れる贅沢な時間。
お茶菓子のお皿も持ち帰らせていただけます。

私はお茶をたててくださる方の美しすぎる所作にもうっとり、見惚れてしまいました。

参拝の折には是非、立ち寄ってはいかがでしょうか。

text by のりか

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